インクルーシブ教育を学ぶ

2025年10月30日、出雲市議会 文教厚生委員会の行政視察の一環として大阪府枚方市を訪れました。

枚方市役所内で説明を受ける前にあいさつする委員長と出雲市議団

枚方市ではインクルーシブ教育について学習しました。出雲市でもインクルーシブ教育が行われており、授業の手法は似通っています。しかしいくつか枚方市独自の配慮があります。

枚方市のインクルーシブ教育の特徴
  • 児童生徒数に対する支援学級在籍児童生徒数の割合が高い。
  • 通級指導教室設置数が多い。特に中学校では全校に設置されている。
  • しょうがい児は支援級と通常級の両方に在籍する形とし、少人数学級編成を可能にしている。
  • 保護者の意向を最大限尊重する。
保護者やこどもたちの様子
  • 通級に行くこどもとそれ以外のこどもは仲良くやっている。いじめの心配はない。
  • 親世代以上では少し差別意識が見られることもあるが、若い世代になるとインクルーシブな考え方が根付いている。
問題点
  • 不登校
  • 教員不足
視察を終えて長島が感じたこと
  • 一人ひとりを丁寧にみれる少人数学級編成は全国で実施すべきでは。
  • 自分自身がよくわかっていないので、出雲市のインクルーシブ教育の現場を見ないといけない。