投票率低下 制度抜本見直し

選挙が行われるたびに、投票率の低下を嘆く声が聞かれます。しかし、政府が今までその声に耳を傾けてきたとは思えません。

まず、投票用紙が問題です。現行の自書式では、書き間違いや、同姓同名候補がいた場合にどうするかといった問題が起こります。より簡単な記号式にしましょう。最高裁裁判官の国民審査はずっと前から記号式になっています。すぐできるのではないでしょうか。

今回は特に選挙期間が短すぎました。自民党総裁選よりも短いのです。そんな短い期間では選べません。国政選挙の選挙期間は少なくとも1カ月は必要です。

有権者のための判断材料も足りません。政見放送ではスローガンだけでなく、政策の根拠となる数字やグラフを図示していただきたいです。選挙公報も1党につきカラー1ページくらい必要です。

根本的な問題として、小選挙区制は死票が多すぎます。民意の取りこぼしの少ない比例代表制を中心にしていくべきだと考えます。

こだま・投票率低下 制度抜本見直し | 山陰中央新報デジタル
出雲市    長島 和孝 51歳  選挙が行われるたびに、投票率の低下を嘆く声が聞かれます。しかし、政府が今までその声に耳を傾けてきたとは思えません。  まず、投票用紙が問題です。現行の自書式で…
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