(長島)
原子力防災訓練および原発事故時に推定される経済的損失を伺います。
①原子力防災訓練について伺います 先日、原子力防災訓練が行われました。私も佐田行政センターでバス避難の様子、スクリーニングテストの様子を拝見いたしました。市長もご臨席でしたね。参加された市民の皆さん、おつかれさまでした。また、職員のみなさんも、たくさんの機関と連携して緻密な計画を練られ、正確に実施されたこと、市民の生命をまもるために懸命に働いてくださることに敬意を表します。 訓練にあたった職員のみなさんは手際よく進めておられ、滞りなく終わりました。しかしながら本番ではかなりの規模になるはずです。本番に備えるなら本番の規模をイメージしないといけないと考えます。
そこで質問です。
ア 11月の原子力防災訓練に参加した市民の人数を伺います。
イ 本番ではその避難訓練の何倍の規模になるか伺います。
そして、避難する側、つまり出雲市の東側半分は訓練していますが、避難者を受け入れる側の受け入れ準備はどうでしょうか。いざというとき避難しなければいけない住民と、そうでない地域の住民では防災意識に違いがあると思います。急にたくさんの知らない人が押しかけてきては、心の準備ができないのではないでしょうか。そういった心のハードルをとりのぞくためにも、事前に交流しておくことが役立つと思われます。
ウの質問です。現在、避難受入れ自治体との地域間交流があるかどうか、伺います。
②の質問です。 私を含めて参加者は、旧乙立小学校で放射線のことや、避難の手順について学びました。もう市長が退席された後でしたけれども、私は最後までおりました。しかし経済的影響について言及されることはあまりないような気がします。 そこで質問です。島根原発で福島原発事故並みの事故が起こったと仮定したときの、わが市が被る風評被害も含めた、年間の経済的損失額を伺います。
(出雲市・執行部)
① ア 参加した市民は68人。
イ 本番ではその最大176倍になる。
ウ 毎年、避難側、受け入れ側の担当者間で意見交換をしている。過去に広島市の住民の参加例がある。受け入れ側自治体の住民の理解が深まる取り組みを考えていく。
② 幅広い分野で相当な規模になる。具体的な金額の想定は困難。
(長島)
市民の参加は68名で、本番はその最大176倍という大規模になることがわかりました。それを見据えて、市民の方には落ち着いた行動をお願いしたいと思います。職員のみなさまも、災害時であっても休憩や食事は必要ですので、そのあたりも気を付けていただきたいです。
避難受入れ自治体との交流については、過去、住民の方が参加された例があると伺いました。また、これから取り組みを考えるという旨承知いたしました。ぜひ進めていただきたいと思います。 私も原子力防災訓練に参加して、わかることがいろいろありました。ぜひ受入れ自治体の市民を招待し、スクリーニングテストですとかバスの乗り込みですとか、実際の避難訓練を見学をしていただいたり勉強会へ参加していただいたりするのもいいかなと思います。きっかけがなんであれ、地域間交流はすすめていただきたいと思います。
経済的損失については、相当額になるということですが、具体的な金額の算出が難しいということ承知しました。 被害額の算出は難しいということですが、福島原発事故では地域にどんな影響があったのか、福島県のサイトなどをもとに、30秒ほど振り返りたいと思います。それで大体想像していただければと思います。
3月11日震災が起こった当日、福島原発は安全上必要な装置が使えなくなりました。そして炉心を損傷する過酷事故になりました。震災翌日、20キロ圏内の住民に避難指示が出されました。震災4日後には4号機建屋が爆発しました。20キロ圏外でも被ばく線量が高い地域は計画的避難区域とされました。事故後14年経った今でも、帰宅困難区域は残っています。
つまりその区域の住民は避難したきり、ふるさとに戻れていない、ということです。なにも悪いことをしていないのに、誇りと愛着のある、ふるさとに戻れない。原発事故は万が一にもあってはいけません。施設を管理する中国電力には慎重な管理を求めます。
一方で原発事故の一番シンプルな回避策は、原発をやめることだと思います。出雲市総合振興計画「出雲新話2030」では再生可能エネルギー、省エネルギーの促進が謳われています。今後原子力に頼らずとも済む社会を作るためにも、必要な方策だと思います。ぜひそのエネルギー政策を推進していただきたいと思います。
そこで再質問です。この再生可能エネルギー、省エネルギー政策に対する意気込みをおきかせください。
(出雲市・執行部)
太陽光発電設備、蓄電池の普及が着実に進んでいる。 引き続き、省エネルギー、再生可能エネルギーの普及を推進していく。
(長島)
ゼロカーボンシティ、脱炭素である目的であることは私も存じ上げておりますけれども、もちろんエネルギーの地産地消にもつながりますので、ぜひその方策をすすめていただきたいと思います。 以上で質問を終わります。


