政治の〝脇見運転〟国民目線で

 運転者がアクセルとブレーキを踏み間違える事故が、後を絶ちません。誰もが加害者にも被害者にもなり得るので、今すぐ対策が必要です。

 ところで、世の中を見渡すと、そのような「踏み間違い」があちこちで見受けられます。政府は少子化が深刻だと言いながら、おむつやミルクにも消費税を課しています。介護人材不足と言いながら、処遇改善は微々たるものです。山陰道はがらがらなのに、それでも通行料を取っています。中小企業に賃上げを求める一方、保険料負担を上げようとしています。

 デフレ脱却を目指すと言いながら、国民年金支給額が低いまま。これでは高齢者は安心して暮らせません。交通事故対策では、なぜか安価な誤発進防止装置の普及には消極的です。

 国民の方を向かず、献金してくれる企業を見てしまう脇見運転も。あまりにひどい運転は、次の選挙で国民の審判が下るでしょう。免許停止にならないよう、国民をきちんと見て安全運転を心がけてください。

2024/3/15 山陰中央新報掲載

こだま・政治の〝脇見運転〟  国民目線で | 山陰中央新報デジタル
出雲市    長島 和孝 50歳  運転者がアクセルとブレーキを踏み間違える事故が、後を絶ちません。誰もが加害者にも被害者にもなり得るので、今すぐ対策が必要です。  ところで、世の中を見渡すと、…
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