大学・専門学校の学費無償化

 子どもの笑顔を見ると元気になる人は多いだろう。子どもが増えれば地域に活気が生まれる。心理的にはもちろんのこと、経済活動も活性化される。

 子どもが生まれるとたくさんの消費も生まれる。衣食住全てが必要になる。ひな人形やこいのぼりも要るだろうし旅行にだって行きたくなる。

 実は島根・鳥取とも出生率が高く全国的に見れば優等生。この事実を前面に出して「子育てしやすい山陰」と全国にPRし移住者を増やす。しかしPRがうそにならないよう、さらに子育てしやすい地域にすることが必要だ。

 子育ての最大の障壁となるのは経済的負担。特に高等教育の教育費が大きな負担となっている。実際、この30年で平均年収は下がっているのに、国立大学の入学金・授業料は3割も上がっている。

 山陰独自の奨学金を拡充し、山陰の専門学校・大学の学生全員を対象に無償あるいは低額で学べるようにしてはどうだろうか。さらなる出生率増加、地域活性化が期待できる。

2023/1/5 山陰中央新報掲載

こだま・大学専門学校の学費無償化 | 山陰中央新報デジタル
出雲市    長島 和孝 49歳  子どもの笑顔を見ると元気になる人は多いだろう。子どもが増えれば地域に活気が生まれる。心理的にはもちろんのこと、経済活動も活性化される。  子どもが生まれるとた…
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