国政

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パレスチナ憂う 心寄せたい

6月、パレスチナの人々を長年撮影し続けている写真家・高橋美香さんの講演会に行ってきた。会場内は超満員。パレスチナに心を寄せる人が、島根県にも多いと感じた。 「パレスチナのちいさないとなみ」という題目からもうかがえるように、日常生活や生業を中...
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パレスチナ国連加盟実現を

5月の国連総会で、パレスチナの国連加盟を支持する決議案の採決が行われ、日本政府はこれに賛成しました。日本国憲法の平和主義に基づく、素晴らしい判断でした。 昨年10月からのイスラエル軍の攻撃による民間人の死者は、既に3万2千人を超えました。パ...
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政治の〝脇見運転〟国民目線で

運転者がアクセルとブレーキを踏み間違える事故が、後を絶ちません。誰もが加害者にも被害者にもなり得るので、今すぐ対策が必要です。 ところで、世の中を見渡すと、そのような「踏み間違い」があちこちで見受けられます。政府は少子化が深刻だと言いながら...
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自民裏金 買収の疑念拭えぬ

複数の自民党議員による裏金づくりが報じられている。これらは政治資金規正法違反であり、脱税でもあり、また支持者の期待を裏切る行為でもあろう。 裏金の入り方はかなり分かってきたが、出方の方が曖昧だ。なにしろ政治資金収支報告書に不記載なのだから。...
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私が夢見る山陰の未来/子育て無償化 人口減歯止め

子どもの頃は、山の陰「山陰」という呼び名は暗くて嫌でした。 しかし、その陰からさまざまな神話やゲゲゲの鬼太郎が生まれたことを知ると、かえって神秘的で良いと思えるようになりました。 そんな山陰の未来ですが、政府の政策次第では山の陰どころか真っ...
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細田氏の説明責任 報道と有権者が責任果たす

旧統一教会は、霊感商法や正体を隠した偽装勧誘、高額献金強要、2世への人権侵害など数多くの社会問題を引き起こしている教団です。中には、家を売って貧困に陥った信者の例も報告されています。 細田博之氏は、その教団の会合に複数回出席し、広報誌のイン...
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性犯罪防止 新たな制度疑問

子どもをわいせつ被害から守るため、日本版DBSという制度が政府で検討されている。過去に性犯罪歴がある人は、保育や教育などの仕事に就けないようにするという仕組みである。 「保育園や学校が安全な場であってほしい」というのは、保護者共通の願いであ...
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平和への思い・決死の遺書 自らの使命問う

先日、鹿児島県の知覧特攻平和会館を訪ねました。祖父が兵役に就き、訓練を受けていた鹿児島の地とその時代を深く知りたいと思ったからです。 そこには残存する特攻機や軍服とともに、たくさんの遺書が展示されていました。出撃すれば生きて帰ることができな...
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マイナ疑念 甘い政治許せぬ

マイナンバーに関して、他人の年金情報が閲覧できてしまうなど、さまざまなトラブルが報告されている。そんな中、政府はマイナンバーカードと保険証を一体化するという。 ここまでしてマイナカードを広めたい理由は何だろうか。政府は「医療連携のデジタル化...
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被害と加害ない世界に責務

G7広島サミットの前月、私は広島平和記念資料館を訪ねた。原爆で亡くなる前の小学生たちの記念写真などを見て、私は涙を禁じ得なかった。 G7各国首脳が資料館を訪れた際の滞在時間が短いと批判する声もあるが、短時間の滞在であっても悲惨さは伝わったと...