政治

政治

性犯罪防止 新たな制度疑問

子どもをわいせつ被害から守るため、日本版DBSという制度が政府で検討されている。過去に性犯罪歴がある人は、保育や教育などの仕事に就けないようにするという仕組みである。  「保育園や学校が安全な場であってほしい」というのは、保護者共通の願いで...
政治

平和への思い・決死の遺書 自らの使命問う

先日、鹿児島県の知覧特攻平和会館を訪ねました。祖父が兵役に就き、訓練を受けていた鹿児島の地とその時代を深く知りたいと思ったからです。  そこには残存する特攻機や軍服とともに、たくさんの遺書が展示されていました。出撃すれば生きて帰ることができ...
政治

マイナ疑念 甘い政治許せぬ

マイナンバーに関して、他人の年金情報が閲覧できてしまうなど、さまざまなトラブルが報告されている。そんな中、政府はマイナンバーカードと保険証を一体化するという。  ここまでしてマイナカードを広めたい理由は何だろうか。政府は「医療連携のデジタル...
政治

被害と加害ない世界に責務

G7広島サミットの前月、私は広島平和記念資料館を訪ねた。原爆で亡くなる前の小学生たちの記念写真などを見て、私は涙を禁じ得なかった。  G7各国首脳が資料館を訪れた際の滞在時間が短いと批判する声もあるが、短時間の滞在であっても悲惨さは伝わった...
政治

インボイス制度中止すべき

1989(平成元)年4月に竹下内閣の下、消費税が施行され、34年になる。当初3%だった税率は今や10%。年間の売り上げ3千万円以下の事業者は免税だったが、今は1千万円以下と対象が狭められている。  さらにその免税事業者でさえ、インボイス制度...
政治

国会議員増で政治を身近に

先日のこだま欄で国会議員の定数削減に関する意見があった。交流サイト(SNS)上でも「議員は多すぎる」という意見が少なからず見受けられる。  私は逆に国会議員はもっと増やすべきだと考える。今、日本の国会議員は713人。しかし海外を見ると英国に...
政治

次世代につけを回さないで

国と地方の借金1200兆円、1人当たり1千万円などと報道されている。それを聞いて空恐ろしい気持ちになる。しかし同時にこうも思う。誰がそんなに貸してくれたんだろう? いつ借りたんだろう?  お金を貸しているのは国内機関が約9割で海外は約1割。...
政治

大学・専門学校の学費無償化

子どもの笑顔を見ると元気になる人は多いだろう。子どもが増えれば地域に活気が生まれる。心理的にはもちろんのこと、経済活動も活性化される。  子どもが生まれるとたくさんの消費も生まれる。衣食住全てが必要になる。ひな人形やこいのぼりも要るだろうし...
政治

30歳未満の納付額は半額に

納付期間延長に反対の声が多いのは、目的があまり理解されていないからだと思う。目的は年金額の目減りを防ぐ、あるいは増やすことであり、ある民間の試算では1年間当たりの受給額は10万円増えるそうだ。  話題に上がらないが、若年層の納付率が低いのも...
政治

おむつの持ち帰り見直しを

無意味だと思いつつ、昔からのルールについ従ってしまうことはないだろうか。私が以前勤めたある保育園では、使用済みおむつを保護者に持ち帰ってもらうルールがあった。低年齢児の場合、結構な量になる。袋に入れてあるとはいえ、大変に臭う。  一体なんの...