この秋、父が補聴器を着け始めました。これまで家族がすぐ横から話しかけているのに気付かない、というようなことがよくありました。
耳鼻科の医師の勧めにより補聴器を着け始めると、家族の呼びかけにも気付いてくれるようになり、会話が増えました。笑顔も増えたような気もします。
今まで聴こえないことにより、孤立していたのかもしれません。孤立は認知症やうつ病の要因にもなると聞きます。補聴器でそれらが防げるなら、ありがたいです。
とはいえ、補聴器は安い買い物ではありません。現在の政府による補装具費支給制度では、重度難聴になってからでないと支給が受けられません。しかも、支給対象は原則、片耳分だけです。
支給対象を拡大すれば、うつ病や認知症を防ぐことにもなり、結果的に社会保障費を抑制できると思います。何より、本人と家族の生活の質が向上します。ぜひとも全国一律で支給対象を拡大していただきたいと思います。
こだま・父が補聴器 補助対象拡大を | 山陰中央新報デジタル
出雲市 長島 和孝 51歳 この秋、父が補聴器を着け始めました。これまで家族がすぐ横から話しかけているのに気付かない、というようなことがよくありました。 耳鼻科の医師の勧めにより補聴器…