政治

被害と加害ない世界に責務

G7広島サミットの前月、私は広島平和記念資料館を訪ねた。原爆で亡くなる前の小学生たちの記念写真などを見て、私は涙を禁じ得なかった。 G7各国首脳が資料館を訪れた際の滞在時間が短いと批判する声もあるが、短時間の滞在であっても悲惨さは伝わったと...
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インボイス制度中止すべき

1989(平成元)年4月に竹下内閣の下、消費税が施行され、34年になる。当初3%だった税率は今や10%。年間の売り上げ3千万円以下の事業者は免税だったが、今は1千万円以下と対象が狭められている。 さらにその免税事業者でさえ、インボイス制度に...
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国会議員増で政治を身近に

先日のこだま欄で国会議員の定数削減に関する意見があった。交流サイト(SNS)上でも「議員は多すぎる」という意見が少なからず見受けられる。 私は逆に国会議員はもっと増やすべきだと考える。今、日本の国会議員は713人。しかし海外を見ると英国には...
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次世代につけを回さないで

国と地方の借金1200兆円、1人当たり1千万円などと報道されている。それを聞いて空恐ろしい気持ちになる。しかし同時にこうも思う。誰がそんなに貸してくれたんだろう? いつ借りたんだろう? お金を貸しているのは国内機関が約9割で海外は約1割。借...
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大学・専門学校の学費無償化

子どもの笑顔を見ると元気になる人は多いだろう。子どもが増えれば地域に活気が生まれる。心理的にはもちろんのこと、経済活動も活性化される。 子どもが生まれるとたくさんの消費も生まれる。衣食住全てが必要になる。ひな人形やこいのぼりも要るだろうし旅...
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30歳未満の納付額は半額に

納付期間延長に反対の声が多いのは、目的があまり理解されていないからだと思う。目的は年金額の目減りを防ぐ、あるいは増やすことであり、ある民間の試算では1年間当たりの受給額は10万円増えるそうだ。 話題に上がらないが、若年層の納付率が低いのも課...
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おむつの持ち帰り見直しを

無意味だと思いつつ、昔からのルールについ従ってしまうことはないだろうか。私が以前勤めたある保育園では、使用済みおむつを保護者に持ち帰ってもらうルールがあった。低年齢児の場合、結構な量になる。袋に入れてあるとはいえ、大変に臭う。 一体なんのた...
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山陰への新幹線誘致 再生可能エネルギー活用を

松江-大阪間を1時間半で結ぶといわれている山陰新幹線。日帰りで関西方面への旅行が楽しめる。多少運賃がかかっても、移動時間の短縮は魅力的だ。 山陰の地域活性化や少子化対策にも貢献する。北陸新幹線が開通した石川県と福井県では、未開通の富山県より...
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写真付きの投票用紙検討を

昨年10月の衆院選島根1区では、同姓同名の候補が出馬し全国の注目を浴びた。大変に騒がれたものの、投票方法の改善について議論は深まっているとはいえない。 もちろん同姓同名の候補が出馬することは法律上問題なく、被選挙権があるならば自由に立候補で...