政治

政治の〝脇見運転〟国民目線で

運転者がアクセルとブレーキを踏み間違える事故が、後を絶ちません。誰もが加害者にも被害者にもなり得るので、今すぐ対策が必要です。 ところで、世の中を見渡すと、そのような「踏み間違い」があちこちで見受けられます。政府は少子化が深刻だと言いながら...
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自民裏金 買収の疑念拭えぬ

複数の自民党議員による裏金づくりが報じられている。これらは政治資金規正法違反であり、脱税でもあり、また支持者の期待を裏切る行為でもあろう。 裏金の入り方はかなり分かってきたが、出方の方が曖昧だ。なにしろ政治資金収支報告書に不記載なのだから。...
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私が夢見る山陰の未来/子育て無償化 人口減歯止め

子どもの頃は、山の陰「山陰」という呼び名は暗くて嫌でした。 しかし、その陰からさまざまな神話やゲゲゲの鬼太郎が生まれたことを知ると、かえって神秘的で良いと思えるようになりました。 そんな山陰の未来ですが、政府の政策次第では山の陰どころか真っ...
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細田氏の説明責任 報道と有権者が責任果たす

旧統一教会は、霊感商法や正体を隠した偽装勧誘、高額献金強要、2世への人権侵害など数多くの社会問題を引き起こしている教団です。中には、家を売って貧困に陥った信者の例も報告されています。 細田博之氏は、その教団の会合に複数回出席し、広報誌のイン...
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性犯罪防止 新たな制度疑問

子どもをわいせつ被害から守るため、日本版DBSという制度が政府で検討されている。過去に性犯罪歴がある人は、保育や教育などの仕事に就けないようにするという仕組みである。 「保育園や学校が安全な場であってほしい」というのは、保護者共通の願いであ...
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平和への思い・決死の遺書 自らの使命問う

先日、鹿児島県の知覧特攻平和会館を訪ねました。祖父が兵役に就き、訓練を受けていた鹿児島の地とその時代を深く知りたいと思ったからです。 そこには残存する特攻機や軍服とともに、たくさんの遺書が展示されていました。出撃すれば生きて帰ることができな...
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マイナ疑念 甘い政治許せぬ

マイナンバーに関して、他人の年金情報が閲覧できてしまうなど、さまざまなトラブルが報告されている。そんな中、政府はマイナンバーカードと保険証を一体化するという。 ここまでしてマイナカードを広めたい理由は何だろうか。政府は「医療連携のデジタル化...
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被害と加害ない世界に責務

G7広島サミットの前月、私は広島平和記念資料館を訪ねた。原爆で亡くなる前の小学生たちの記念写真などを見て、私は涙を禁じ得なかった。 G7各国首脳が資料館を訪れた際の滞在時間が短いと批判する声もあるが、短時間の滞在であっても悲惨さは伝わったと...
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インボイス制度中止すべき

1989(平成元)年4月に竹下内閣の下、消費税が施行され、34年になる。当初3%だった税率は今や10%。年間の売り上げ3千万円以下の事業者は免税だったが、今は1千万円以下と対象が狭められている。 さらにその免税事業者でさえ、インボイス制度に...
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国会議員増で政治を身近に

先日のこだま欄で国会議員の定数削減に関する意見があった。交流サイト(SNS)上でも「議員は多すぎる」という意見が少なからず見受けられる。 私は逆に国会議員はもっと増やすべきだと考える。今、日本の国会議員は713人。しかし海外を見ると英国には...